ちょっとJしてみませんか

第三話「胸中悲惨」

皆さん、おこんにちわ。

ご機嫌いかがでしょうか。
1GAMEのJKJです。

さぁ、このコラムを執筆しているのがちょうど6月下旬から7月上旬。
何がちょうどか全くわからないまま、筆を執っているのは間違いありませんね。

いよいよ世の中に5.9号機の話題が公になり、細かな情報もネットで拾う事ができ、正しい情報も誤った情報も縦横無尽に交錯するようになりました。

そんな中での市場環境はと言うと、旧基準機が未だに最前線で活躍する中、徐々に頭角を現しつつある新基準機、ノーマルタイプの普及と時代の移り変わりを感じつつある。
そんなところでしょうか。

個人的には非常に良い事だと思います。
少し先の未来では、今は「新基準」と呼ばれているものがスタンダードになるわけですから、今後の遊技環境を担っていく、「新基準」がおもしろいっていうのは非常に良い事だと思うんですよね。

ずっと言い続けていますが、「新基準」の中ではテラフォーマーズがずば抜けておもしろいです、是非打ってみてください。

5.9号機での話もしなくちゃなりませんが、それはまた今度にして、テラフォーマーズとおっぱい大好き人間が書く待望?の第三話。
どうぞお付き合いください。

胸中悲惨

今回は「あれ?これヤバくない?クソ台臭パねえな、おい!っていうかカラオケ行かなぁい」って時の心境についてお話をします。

遊技機の開発において、いろんなフェーズがあることは想像できると思います。
  • ・筐体や役物を作る
  • ・パネルやリールデザインを制作する
  • ・メインを作ってリールの動きを確認する
  • ・サブを作って演出を動かす
  • ・楽曲やランプを組み込む
代表的なところではこんな感じでしょうか。

実際に打ってみる
このフェーズは開発途中において何回も登場しては、後の開発スケジュールに対して多大な影響力を持った、いわば最重要フェーズと言っても過言ではないかもしれません。

特に担当しているメンバーは何回も打ちます。
打っては会議、改善、また打っては会議、改善を繰り返します。

だいたいの映像データ、楽曲データ、ランプデータが届いたら、メイン、サブ共に実機に組み込み、そのプロジェクトが実機で産声をあげます。

担当メンバーは部署の垣根を越え、優先的に打たせてもらいます。
この時、「えっ、これ何がおもしろいの?」っていうのは往々にして起こり得ます。

こんなの市場に出せる訳がない!と。
なので前述した会議と改善を繰り返し、納得できるカタチにし、世の中にリリースする準備を行う訳です。

そして中には登場する訳です。
え?余計におもしろくなくなってるんだけど……

改善しても改善しても改善されない、というそれって「改善」って言葉の意味から改善していかなきゃ改善されないんじゃないの?という、まよいマイマイ状態に陥ってしまうものが。

世の中の定説として、不幸には不幸が重なりフランスが生み出した奇跡の銘菓ミルフィーユもビックリな現象が起こってしまう訳で、そういう開発タイトルに限って「スケジュール厳守」となるわけです。

そうなってしまうと会社の営業戦略に関わってしまい、その営業戦略にダメージを与えるという事はそれ即ち食い扶持を失ってしまうという事になってしまうわけです。

一見、トレードオフのように見えるこの現象も結局のところ、サラリーマンが集まると最終的には「……もう、このままリリースするしかない……」となります。

分かりますか?
本当に心の底からぱちんこ・パチスロを愛しているメンバーが、自分達が本気で面白いと思える状況でもない遊技機を、直したくても直せないまま志半ばで試験に臨まないといけないその歯がゆさが。

これぞまさに「胸中悲惨」そのものなのです。

まぁ、直したところで市場に受け入れられなければ何の意味もない上に、実際に社内の評価がクソ低くても稼働貢献している実績はたくさんあります。

時間もお金も潤沢に使いゴッリゴリに開発したにも関わらず稼働貢献4週間なんて悲しいパターンもあれば、急ぎで開発したにも関わらず1年、2年と稼働貢献するなんてことも決して珍しくはありません。


結局、ヒット機種のセオリーなんて未だに誰にも分からないんですよね(苦笑)
だからこそ機種開発はおもしろくてやめられない。

次回予告

渦巻くゾーン、突き刺さるCZ
ひたむきな若さは全てを許し、理想を謳う
曇らぬ決意を余所に、宵闇をしぶく真紅の収支
衰残の身で笑う老獪なる456
鍔隠れ、春の夜の宴
次回、ちょっとJしてみませんか『本格僥倖』

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